No.13184 再発率リスク因子に関して

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2025.03.09 M 0 Comments

ステージは、浸潤経、リンパ節転移、遠隔転移で決まってくるかと思いますが、リスク因子として、悪性度、脈管侵襲、ki67もあげられていると思います。ステージ1の乳がんの場合、再発率は10%程度かと思いますが、これは低リスク群も高リスク郡も混在しているかと思うので、低リスク群では10%未満、高リスク群はより高くなるということになりますか? また、オンコタイプは抗がん剤の適応を調べる検査ということですが、再発率もある程度は信用できますか?

術後の病理結果は口頭ですが、浸潤経15mm 、リンパ節転移なし、リンパ管侵襲たり、血管侵襲なし、悪性度3、kl67 20~30%、ER<50 PgR<50、HER2陰性。Ki67とホルモン受容体の数値は、パソコンのぞいたところ、こんな数値で出ていました。Ki67が30未満だけど、悪性度を考えるとオンコタイプだした方がいいということで、私もそこは納得できており、オンコタイプの結果待ちです。TS1も適応とのことで、これのこともオンコタイプの結果が出てから考えようと言われていますが、やりたいなと思っています。

術前に針生検(バネ式)で5回刺して検査してもらい、その際は悪性度1、ki67 10~20で、大人しいルミナルaと言われていました。浸潤経とリンパ節転移なしの評価は全く同一で、ホルモン受容体も同一でした。術後の病理で、全体で評価してもらった場合に変わるかもとは思っていましたが、悪性度も変わっても2かなと思っていたので、1から3まで悪くなり、大変ショックをうけています。この悪性度、ki67、リンパ管侵襲ありというところを、どのようにとらえればいいのか、非常に落ち込んでいます。ステージが1で変わらなかったことは良かったのですが、再発高リスク群となったことが非常にショックです。再発低リスク群のステージ2 のほうが再発率は低かったのだろうかと、考えてしまいます。

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2025.03.09 0 コメント

乳がん手術を終え、術後の病理結果を聴いて、今後の追加治療を検討している時期となりました。ステージは仰る通り、シコリの大きさ、リンパ節転移の有無あるいはその程度、多臓器などへの遠隔転移の有無で決定されますが、その乳がんの性質、例えばがんの顔つきや大きくなる速度、また女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロンなど)との関連、HER2蛋白という物質との関連などが、ときにステージ以上にその乳がんの今後を予測するうえで重要であったりします。貴女の場合、術後に悪性度(核グレードでしょうか?)が1から3になったことが気になっておられますが、女性ホルモン感受性あり、HER2陰性のルミナルタイプであり、Ki67も10-20と決して高くなく、必要以上の心配は無用です。オンコタイプDXの結果をお待ちして、可能な範囲で再発予防をさらに行うという貴女の方針を貫かれれば、ゼロとは申しませんが決して再発率がそれほど高くはないはずです。前を向いて希望をもって追加治療を頑張ってください。(文責 谷)

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