No.13171 トリプルネガティブ、ステージ2、局所再発後の予後について

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2025.02.09 T.M. 0 Comments

はじめて質問させて頂きます。43歳、女性です。ステージ2a、トリプルネガティブ、腫瘍の大きさ45mm、リンパ節浸潤なし、グレード2、Ki:70で、2023年7月に確定診断がされました。そこからEC療法+パクリタキセルを行い、2024年1月に全摘手術。完全奏功とはなりませんでしたが、大きさは20mm程度まで縮小し、Kiも40まで下がったとの事。リンパへの転移はありませんでした。その後、カペシタビンを8サイクル行い、経過観察となりましたが、術後1年の2025年1月に切除部分下の脂肪内に局所再発となりました。2月に日帰り切除で、その後は放射線治療の予定です。2年以内の早期の局所再発は予後が非常に悪いとの記載を見てしまい、またすぐに局所再発や転移再発をしてしまうのではないかとも思い不安です。こういったケースの場合の予後は、どのようなものでしょうか。お忙しいところ恐れ入りますが、先生のご意見をお聞かせ頂けますと幸いです。

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2025.02.09 石川 0 コメント

ご存知の通り、トリプルネガティブ乳癌は予後が悪いことで知られています。現在の再発巣が切除部分下の脂肪組織内だけの局所再発なので、これをコントロールすれば、治癒する可能性は少なくとも手術前と同じぐらいはあると考えます。万が一、骨、肺、肝臓などの遠隔臓器転移が出現すると、それに対する治療が奏功しないと、最悪の場合にはその時点で、最短で6か月から1年の予後を覚悟しないといけない可能性があります。どうぞ頑張ってください。(文責 石川)

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