No.13157 局所再発後の抗がん剤の必要性について

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2024.12.29 M.I, 0 Comments

こんにちは。教えてください。海外在住で、7年前にステージⅠの左乳房温存術+センチネルリンパ節生検(転移なし)を受け、放射線治療30回、タモキシフェン服用5年で再発もなかったため、ホルモン剤服用を終えて安心していましたところ、無治療2年目の今年の定期検査で局所再発が見つかり全摘+腋窩リンパ節郭清(Ⅰ、Ⅱ)をして検査結果が出たところです。
<7年前の結果>
浸潤性乳管癌、腫瘍1個サイズ1.0cm、ER陽性90%、PgR陽性70%、Her2陰性、Ki67 20%、グレード2、リンパ節転移無し、リンパ管侵襲あり、閉経前

<今回の結果>
浸潤性乳管癌、腫瘍4個サイズ1.5cm、0.8cm、0.7cm、0.3cm、ER陽性100%、PgR陽性90%、Her2陰性、Ki67 35%、グレード2、リンパ節転移有り1/15(600ミクロン)、リンパ管侵襲あり、閉経前

7年前はステージⅠのルミナールAで、抗がん剤の上乗せはほぼ無しとのことで、ホルモン治療になりましたが、今年のKi67の結果からすると、前回の時からルミナールBだった可能性があり、リンパ節にも1個微小転移が見つかったことから、抗がん剤とホルモン剤の併用が良いのではとは思うのですが、ER陽性100%、PgR陽性90%のため、本当に抗がん剤が効くのかどうかも気になり、OncotypeDXの追加検査を依頼しようか検討中ですが、海外で保険適用もないため、なかなか決心がつきません。毎年検査をしており、昨年は何もなかったのに、たった1年で1.5cmになったのは、やはりKi67が高値だからかも、じゃあやっぱり抗がん剤やらないと、とも思ったりして夜も眠れません。閉経前で、局所再発で、リンパ節転移有のため、OncotypeDXの結果に関わらず抗がん剤適用のケースでしょうか。

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2024.12.29 石川 0 コメント

私は、ご自身が述べておられるように、多発局所再発でリンパ節転移有り、Ki67 35%のため、Oncotype DXの結果に関わらず抗がん剤適用のケースと考えます。当相談室のNo.13154:「Oncotype Dx結果」に対する谷先生の御回答(2024/12/16)が大いに参考となると思います。私は谷先生と同意見です。(文責 石川)

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