こんにちは。質問させて頂きます。54歳、閉経、浸潤性小葉がんと判明し、11月半ばに右胸全摘手術を受けました。エストロゲン受容体80%、組織グレード3、核グレード3、ki-67 52%腫瘍2.3センチ 断片陰性、リンパ節郭清はしなかったが0.2mmありました。脈官陰性、ステージ2a、ルミナールB。 オンコタイプDXをしたところ、再発スコア23、9年再発率9%、上乗せ効果1%と出ました。閉経していてスコアが23の場合、しなくて良いと書かれていますが、悪性度も高いので抗がん剤をするべきか悩んでいます。抗がん剤上乗せ効果が1%しかないと出たのが気になります。グレードも3で、ki-67も高いことを判断材料とした方が良いでしょうか? 最終自分が決めなくてはいけないと思っておりますが、判断の参考にさせて頂きたく質問させて頂きました。宜しくお願い致します。
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浸潤性小葉癌の術後で、病理結果での腫瘤径が23mm,腋窩リンパ節に0.2mmの微小転移あり、核グレード、Ki67ともに高値であることなどより、私見になりますが、私ならオンコタイプDXの結果を問わず内分泌療法に抗がん剤の上乗せを推奨します。ただオンコタイプDXを施行しており、遺伝子検査では抗がん剤の上乗せ効果が低いという結果が出ていますので、こちらを重視するのであれば、抗がん剤の上乗せは再発率の低下に結びつかないとの結論になります。おそらく乳腺専門医によってもいろいろな意見があることと思いますが、私の中では遺伝子検査以外の結果では判断しかねる際にオンコタイプDXの結果に委ねるといった位置づけと考えておりますので、冒頭に申し上げましたとおり、抗がん剤を上乗せすることを推奨いたします。(文責 谷)
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