No.13135 浸潤乳癌 オンコタイプDX

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2024.10.22 匿名 0 Comments

先月左乳ガン部分切除をしました。術前は非浸潤でしたが病理結果は浸潤でした。「浸潤ガン、充実型、浸潤大きさ15ミリ、リンパ転移なし、ER 強陽性、 PgR  強陽性 、HER2 1+、 Ki67 5%、組織学的グレード2、 核グレード1、脈管侵襲なし、断端陰性」でした。今後、放射線治療とホルモン剤とのこと、抗がん剤はどうしますか? ということで、オンコタイプDX検査の話をされました。できることなら抗がん剤は避けたいのですが、この病理結果の場合、検査したほうがよいのでしょうか?

 

 

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2024.10.22 鈴木 0 コメント

ご質問有難うございます。リンパ節転移がないのであれば、病理結果をみるに、全般的には病気の悪性度は高くないように思います。組織学的グレード2という点が、少し引っかかる程度ですので、この結果だけで抗がん剤を勧めるかと言われると、多くの先生は勧めないと思います。あくまでも病理結果からの推察ですので、オンコタイプDX検査を行い、遺伝子発現をみて、抗がん剤の有効性を調べ、適切な治療を行うための手助けとします。閉経後でリンパ節転移がない、のであれば、オンコタイプの必要性も少なくなるように思います。閉経前であれば、オンコタイプDXを行うのも選択肢ではあると思います。(文責 鈴木)

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