No.13134 ホルモン療法は必須でしょうか

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2024.10.18 Y.S. 0 Comments

年齢67歳。今年7月下旬に温存手術をし、8月末から9月中旬にかけ16回の放射線治療をしました。
病理検査の結果 :
組織型:solid type、組織学的グレード3、核グレード3、浸潤径 7×6×8mm、浸潤径+乳管内進展巣 9×9×8mm、PT1B、組織学的波及度:f、脈管侵襲 Ly0   V0、乳頭側断端 (−)、切除断端   (−) 、n (−)  sentinel  (0/1)、ER    >90、PgR   >90、HER2  Score1+ 陰性、ki67 40%程度
ルミナルBと言われていますが、抗がん剤は無しで、ホルモン療法を10年と言われています。その上で質問です。
1) 5年再発率と10年再発率を教えてください。
2) 5年無再発生存率と10年無再発生存率を教えてください。
3)10年生存率と20年生存率を教えてください。 
4) ホルモン療法は必須でしょうか?
5) 治療薬を服用しない場合の再発率は、どのくらい上がってしまうでしょうか?
6) 手術日から2ヶ月経過してからオンコタイプDXをお願いすることは可能でしょうか。

細かいことを沢山お尋ねしてしまい申し訳ありませんが、どうぞ宜しくお願い致します。

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2024.10.18 清水 0 コメント

Luminal Bであれば、Oncotype Dx検査をお勧めします(手術標本があればいつでも検査可能です)。Oncotype Dxの主目的は、貴女の治療(基本の内分泌療法)に化学療法を上乗せすると生存率が上がるかどうかを調べることですが、そこには貴女の質問にあるような貴女の乳がんに関する様々データが出ています。ここで私が一般的な話をするより、貴女の乳がんの遺伝子変化を調べて出したデータの方がより正確だと思います。貴女の乳がんの所見からは、標準的にはホルモン療法が強く推奨されます。ホルモン療法は化学療法と違って経口投与なので、一度内服してみてはどうでしょう。もし内服して副作用が出たり、内服が嫌になったなら止めることも可能ですから、食わず嫌いをせずに、まずは標準治療として試してみてはどうでしょう。(文責 清水)

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