44歳です。8/15に部分切除と腋窩リンパ節郭清の手術を受け、病理検査の結果は以下の通りです。
硬性型浸潤性乳管癌/ルミナルA/浸潤癌15mm、 リンパ転移あり 11個のうち2個(レベル1)、 ステージ2a、 グレード1、 ER 2+ PgR 3+ HER2 1+、 Ki67 10%、 脈管侵襲 広範囲になし
術後の追加治療についてのご相談です。先生からは、サブタイプルミナルAタイプは抗がん剤が効きにくいが、44歳という年齢とリンパ節2個転移ありという点から、オンコタイプDXを調べるまでもなく、下記の治療をすすめられました。
DDEC 療法2週間x4回、WPTX療法毎週12回、放射線治療21回、内服抗がん剤1年間、ホルモン治療10年間
質問① 元々抗がん剤には積極的ではなく、しっかり目の抗がん剤の種類のようですし、治療回数も多く戸惑っています。提案された治療を、全てを受けた方がいいでしょうか?
質問② オンコタイプdxは、先生からは受けるまでもないと言われましたが、受けた方がいいでしょうか?
質問③ 抗がん剤の有無での再発率はわかりますか?
先生方のご意見をお伺いできましたら幸いです。よろしくお願い致します。
1)44歳という年齢、リンパ転移がレベルIですが、2個あった点から、副作用が耐えがたき場合には相談の上、中止できるという前提で、主治医に勧められた治療を受けられることを私は勧めます。
2)オンコタイプDXは、再発するリスクをみる、化学療法等を施行するメリットを推定するのに、参考になるものです。勧められた治療を行うことが決定しているならば、必ずしも検査する必要ではないと思います。
3)抗がん剤等の使用は再発率を下げるために行いますが、その%までは、薬剤が多岐にわたり、ホルモン治療、放射線治療もあるので、詳しくわかりません。(文責 石川)