No.13125 抗がん剤の種類

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2024.09.26 E 0 Comments

44歳です。7/15に部分切除と腋窩リンパ節郭清の手術を受け、病理検査の結果は以下の通りです。

硬性型浸潤性乳管癌、ルミナルA、浸潤癌15mm、リンパ転移あり 11個のうち2個(レベル1)、ステージ2a、グレード1、ER 2+、PgR 3+、HER2 1+、Ki67 10%、脈管侵襲 広範囲になし

術後の追加治療についてのご相談です。先生からは、サブタイプルミナルAタイプは抗がん剤が効きにくいが、44歳という年齢とリンパ節2個転移ありという点から、オンコタイプDXを調べるまでもなく、下記の抗がん剤をすすめられました。

DDEC 療法2週間x4回、WPTX療法毎週12回、放射線治療21回、内服抗がん剤1年間、ホルモン治療10年間

質問1) 効きにくいのであれば抗がん剤は避けたいのですが、本当に受けた方がいいでしょうか?

質問2) しっかり目の抗がん剤のコースで、ショックです。本当にこれを全て受けるべきでしょうか?副作用やQOL低下が心配です。

よろしくお願いいたします。

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2024.09.26 0 コメント

44歳とお若く、病理結果にて2個の腋窩リンパ節への転移があった点などより、多くの医師は内分泌療法の前に抗癌剤による再発予防を推奨すると思われます。しかし、これはあくまで確率論であり、示された抗がん剤治療をすべて行っても再発率が0になるわけではなく、逆に再発予防の治療を一切行わなくても100%再発するわけではありません。また確かにルミナルタイプの乳がんは、それ以外のタイプの乳がんに比して、抗がん剤そのものの再発予防効果が弱い可能性もあります。これらを踏まえて、最終的にはご自身で抗がん剤使用の是非をお決め頂くのが必要であると思います。(文責 谷)

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