No.13114 ホルモン療法(フェアストン)の目に関する副作用について

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2024.08.30 匿名 0 Comments

ルミナールAタイプ、リンパ節転移不明、ステージ2、オンコタイプによりホルモン療法のみ。術後一年、放射線後、フェアストン服用8か月目です。目のかすみ、見えにくさがあり、眼科で黄斑上膜と診断され、治療法がないため経過観察となりました。薬の継続により眼病が進行する可能性や、因果関係は不明のため、一旦フェアストン休薬となりました。

1)薬の副作用説明書には視覚異常と記載があり、またタモキシフェン網膜症というのがあるらしく、ホルモン薬の目への影響はどのように考えられるでしょうか? またホルモン療法中の目の不調を訴えられる方や、目の病変のケースなど事例があれば伺えればと思います。フェアストン休薬することで、代わりの治療として以下3案あり、迷っています。

①50代閉経前のため、リュープリン+AI  ②とりあえずリュープリンのみで生理を止める  ③無治療 薬を変えても目への影響がどう出るか不明のため全て治療をストップ

目の症状が落ち着くまで、③か、とりあえず②のリュープリンのみ打ってみるかと考えています。

2)再発予防のホルモン療法は長く続けることで効果があるのでしょうが、副作用が出た場合、長い治療期間の中でどのように考えればよいでしょうか。またホルモン療法をストップされる方の事例を伺えればと思います

よろしくお願いいたします。

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2024.08.30 石川 0 コメント

1) 薬の副作用説明書に記載があるなら、フェアストンの眼への影響は稀にせよ、ゼロとは言い切れません。私自身の経験では、眼に対する副作用をはっきり認めた患者さんはありません。リンパ節転移が不明で、Stage Ⅱなので、できれば術後無治療は避けたいので、①の50代閉経前のためリュープリン+AI、または ②のとりあえずリュープリンのみで生理を止め経過見る、をお勧めしたいと思います。

2)副作用と再発予防を天秤にかけて、どちらかを選択することになります。(文責 石川)

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