No.13108 乳がんの治療について

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2024.08.13 O 0 Comments

49歳女性です。9年前に乳がんになり、抗がん剤→全摘手術→ホルモン療法(タモキシフェン)をしていました。途中生理が来て、ホルモン陽性の乳がんだった為、リュープリンを打ちました。5年後、リンパに乳がんが見つかり、リンパ郭清(他に転移なし)。リンバ郭清→放射線→抗がん→ホルモン療法をはじめました。途中また生理が始まり、リュープリンとホルモン療法をしていましたが、リュープリンの副反応が激しく、リュープリンを1年半前にやめました。また今月から生理が再開になりました。生理を止めるにはリュープリンしかないのでしょうか? ホルモン剤のみでは駄目なのでしょうか? 今のホルモン剤はアナストロゾールです。このまま閉経を待ちながら、ホルモン療法をして過ごすのは、再発リスクは高くなりますか? よろしくお願いします。

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2024.08.13 須田 0 コメント

月経を止める卵巣機能抑制には、LH-RHアゴニストのリュープリンやゾラテックスなどの薬剤以外に、卵巣切除、放射線での機能根絶の方法もあります。今後のホルモン療法については、閉経前のホルモン療法となりますので、LH-RHアゴニストのリュープリンが使用できない場合は、閉経前でも閉経後でも使用できる抗エストロゲン剤であるタモキシフェン・トレミフェン・フルベストランを使用して、閉経が確認できた後にアロマターゼ  薬であるレトロゾール・アナストロゾールに切り替える事になります。アナストロゾールは、閉経後でないと体内のエストロゲン量を減らすことができません。閉経を待ちながらのホルモン療法は上記の抗エストロゲン剤の使用となります。主治医と話し合って納得のいく治療をお願いします。(文責 須田)

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