お世話になっております。42歳女性です。ガンの直径8ｍｍ 転移なし ステージ1 グレード3・ER陰性0％・PgR陽性20％・HER2陰性・KI-67 90％
先日、手術をして、オンコタイプDXの結果は、再発スコア62 9年遠隔再発率＞39％ 化学療法の上乗せ＞15％でした。 PgR陽性20％とのことでしたが、トリプルネガティブとの判断になりました。抗がん剤治療は、3か月か5か月か、どのようなタイプが適切でしょうか。ご教授お願い致します。
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トリプルネガティブ乳癌の術後であり、癌の大きさが8mmかつ腋窩リンパ節転移がないステージⅠ乳癌であるものの、グレード3，Ki67＝90％、オンコタイプDXの結果で化学療法の施行を強く推奨と、悪性度が高く再発率のとても高い乳癌であると判定されたケースですね。リンパ節転移のない浸潤径1ｃｍ以下のトリプルネガティブ乳癌は、ほとんどの臨床試験において適格基準から外れているため、このケースにどのような化学療法施行がよいかのエビデンスは存在しません。よって応用問題として検討することになります。私見ではありますが、Ki67の値やオンコタイプDXの結果、42歳と若年齢であることなどより、高リスクのトリプルネガティブ乳癌に準じて、私は2種類の抗がん剤（ACまたはEC療法→タキサン系薬剤）の使用をお奨めしたいと考えます。（文責 谷）
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