No.13102 トリプルネガティブ乳癌の術後治療について

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2024.07.29 匿名 0 Comments

40代女性、トリプルネガティブ乳がん(ステージIIIa)と診断され、術前化学療法として、キイトルーダ+TC療法→キイトルーダ+AC療法を行い、手術待ちです。現時点の画像検査で腫瘍の残存が予想される状況です。手術後は、放射線療法、キイトルーダ半年間の投薬を予定しています。術後の病理結果で癌が残っていた場合、キイトルーダの投与に加え、ゼローダの内服をすることはできるのでしょうか? キイトルーダが登場する前は癌が残った方にゼローダの投与を行っていたと、主治医より説明がありました。しか、し私はキイトルーダの投与をしているので、残存があっても化学療法の追加はないと説明を受けています。ゼローダは適応にならないのか教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

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2024.07.29 鈴木 0 コメント

ご質問有難うございます。トリプルネガティブ乳癌の術前化学療法でキイトルーダを使用され、術後の残存病変に対して、ゼローダを内服するか、どうかのご質問ですが、キイトルーダの臨床試験の結果からは、術後に残存病変があっても、なくても、キイトルーダの単剤で治療をするスケジュールになっていますので、臨床試験のデータをそのまま解釈すれば、キイトルーダの投与で十分ということになりますが、ゼローダの内服は、また、別の臨床試験ですので、加えて治療すべきか、キイトルーダ単剤でいいの、は明確にお答えがありません。現状では、施設、先生により違いがあるのだと感じでいます。当方では、キイトルーダの投与のあと、ゼローダを内服頂いております。(文責 鈴木)

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