No.13101 ベージニオ副作用の減量について

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2024.07.29 H.Y. 0 Comments

4年前に肺とリンパに転移し、現在ベージニオとファマーラ内服治療をしています。ベージニオを4年も服用していますと、副作用が酷く、飲み続ける毎に酷くなってきました。下痢の副作用は勿論出ていますが、脱毛も酷く、髪質もボロボロになって来ました。さらに味覚異常も酷くなり、最近は殆ど味を感じなくなりました。

味覚異常は亜鉛不足が原因かもと、酢酸亜鉛25mgを1日1回1錠服用していますが、全く効果がありません。抗がん剤だと服用期間が終われば副作用も戻るのでしょうが、ベージニオの場合、効果がある間はずっと服用を続けると思います。効果が長く続いているのは有り難い事だと思いますが、ベージニオを続けている間、ずっとこの副作用と付き合っていくしかないのでしょうか? 副作用で赤血球値も下がり、鉄剤も飲んでいます。ベージニオ副作用かは分かりませんが、高血圧になり降血圧剤も飲んでいます。何とか我慢が出来る範囲の副作用では減量の対象にはならないのでしょうか?

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2024.07.29 鈴木 0 コメント

ご質問有難うございます。肺、リンパ節転移があり、ホルモン治療+ベージニオを内服され、4年経過され、その副作用に悩んでいるとのこと、大変な治療ですので、ご苦労、不安もお察しします。さて、抗がん剤なら、服用期間が終われば、その副作用も軽減、とのことですが、再発してしまった病変ですので、もし抗がん剤が開始されたとすれば、基本、終わりなく、効果があれば、継続していくことになります。副作用がきつい、効果が乏しい、と判断されれば、次の薬剤を選択することになります。これはベージニオの治療も同じ考えで、効果、副作用をみながら、継続、休薬、変更を検討していきます。現状、効果が確認できているのであれば、休み休みでも継続する方が望ましいと考えますが、副作用との共存も必要なので、中止、変更するかは、ご本人の体調、お気持ちとの相談になります。減量も選択肢にはなりますので、一度、相談されてはいかがでしょうか?減量することで、副作用が軽減でき、効果が維持できれば、治療としては、成功していますので、継続しやすいかと思います。(文責 鈴木)

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