No.13068 術後のホルモン療法について

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2024.05.06 匿名 0 Comments

昨年12月、49歳で左乳房部分切除術を受けました。病理の結果、8.0mm×8.0mmリンパ節転移なし、Nucler grade1 Histological grade II リンパ管侵襲あり、静脈侵襲なし、HER2 1+ ER3+、PR3+ Ki67 32.4% p53- オンコタイプDx9でした。既往にチョコレート嚢胞があり、3年以上前からジエノゲスト内服中です。手術前は一時中止し、久しぶりに12月に生理が再開しましたが、年明けの採血で、LH30.4 FSH38.9エストラジオール5未満ほぼ閉経とのことで、3月4日よりアロマターゼ(アリミデックス)を開始しました。なお術後よりジエノゲストは再開しております。3月下旬より量はかなり少ないですが、生理と思われる出血がありました。その際、主治医とタモキシフェンにチェンジするか検討したのですが、再度その生理開始より2週間後、エストロゲンが高い頃採血をし、その値を確認してからを希望しました。アロマターゼの方がタモキシフェンより再発のリスクを減らせると考え、アロマターゼのままでいきたい希望があったからです。この度、採血ではLH9.6FSH11.7エストラジオール5未満という値でした。生理が再開した場合、タモキシフェンに変更すべきなのは分かるのですが、エストラジオールが5未満の値でタモキシフェンが効果的に働くかが疑問です。とはいえLHとFSHが低いのは事実です。このような場合、時々採血でエストラジオールをチェックしつつ、アロマターゼを続行しても良いものなのでしょうか? また、もしタモキシフェンに変えた場合、LH-RHアゴニストを併用した方が再発予防効果は高いのでしょうか? 現在50歳になり、若年でなく、リンパ節転移もなく、化学療法を併用する状況でもないので、併用する意義は少ないのでしょうか? 個人的にはオンコタイプDxは低いですが、Ki67が32.4%とやや高めな点が、タモキシフェンにするならL H-RHアゴニスト併用をした方が良いのではないか?と考えてしまいます。お忙しいところ大変恐縮ですが、ご教示いただければ幸いです。

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2024.05.06 俵矢 0 コメント

タモキシフェンは、エストロゲン値が閉経後レベルでも、閉経前のレベルであっても使えますので、効果はあると思います。LH-RHアゴニストに関しては、年齢等を考えるとなしでも良いのではと思います。閉経前後の微妙な年齢ですし、性器出血もあるのであれば、婦人科の先生と乳腺の担当の先生と相談なさって決めていただきたいなと思います。 (文責 俵矢)

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