No.13021 オンコタイプDXが必要か教えて下さい

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2024.01.11 Y.K 0 Comments

はじめまして。温存手術後の治療方針について相談をお願いします。
浸潤性乳管がん(硬癌)、大きさ0.6×0.5×0.5センチ(浸潤がん部分も非浸潤部も同じ)、リンパ節転移なし、グレード1、ホルモン感受性有り(ER:70%、PgR:99%)、HER2:2+(術前針生検時の追加検査でマイナス、術後HER2の検査はしていない)、Ki-67:1-5%、ステージⅠA

また乳がんより離れた場所も、今回の温存手術で、生検で切り取っています(術前CTで、2mm2個の腫瘍が見つかり、VAB検査の結果良性)。 生検結果は、正常乳腺の過剰形成→進行すると乳がんの可能性もあり、断端陰性でした。

通常この結果だと放射線治療+ホルモン治療なのですが、オンコタイプDXが保険適用になったので、受けるかどうかの確認がありました。私のがんのタイプでも抗がん剤追加の結果になることもあるのでしょうか? 主治医の方は抗がん剤をしたくなければ検査しなくても、という感じです。近いうちに私自身で決めなくてはならず悩んでいます。お忙しいところ大変申し訳ありませんが、早めに回答していただけるとありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

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2024.01.11 0 コメント

オンコタイプDXは昨年保険収載され、リンパ節転移が3個以下でホルモン受容体陽性、HER2陰性タイプの乳がん患者で本人の希望がある場合、保険適応として検査することができるようになりました。ただ、あくまでホルモン治療に加えて化学療法を上乗せするべきかどうかに迷った際に検査するというのが効果的な使用法となります。貴女の場合、乳癌の再発リスクがとても低い乳癌であり、全身療法としてホルモン療法だけで十分であり、化学療法を上乗せすることを推奨する医師はまずいないと考えます。よってオンコタイプDXを施行しても、「再発ハイリスク」の判定になる可能性は極めて低いと思われます。(文責 谷)

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