No.12879 生検、治験について

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2022.09.24 ryu 0 Comments

現在、肺とリンパ節に転移があり、ステージ4で治療中です。トリプルネガティブで、現在免疫チェックポイント阻害剤の治療をしていますが、効果がなくなったら、治験はどうか?と提案されました。しかし、サブタイプはトリプルネガティブなのですが、局所再発した時の病理診断で以下のように診断されました。

ER Allred score 0 PS(0)+IS(0), control(+),

PgR Allred score 2 = PS(1)+IS(1) (<1%), control(+),

HER2: 1+(弱陽性20%程度),Ki67 LI:80%程度(Hot spot)

治験先の医師からは、トリプルネガティブの治験はあるが、完全に全部の数字が0でないとトリプルネガティブの枠の治験は受けられないとの事でした。現在トリプルネガティブの治験は少なく、今なら効果がありそうな薬があるのに、受けられないでいます。治験先の先生から、別の部位から生検をしてスコアが0になれば受けられると言われましたが、生検をする意味がありますか? 他になにか方法はないでしょうか? 宜しくお願いします。

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2022.09.24 0 コメント

薬物治療によってその方の乳がんの性質が変化していることが時にみられるため、再発部位からの生検は、しばしば行われます。現在、肺とリンパ節に転移があるとのことですが、腋窩や頚部のリンパ節転移など比較的侵襲少なく摘出できる場合は、治験に参加できるかどうかを調べるだけでなく、現状の乳がんの性質を確認することができ、これを行う意義は大きいと思われます。肺転移でも、胸腔鏡で比較的身体への負担が少なく生検できる可能性もあります。主治医の先生と、よく相談なさってください。(文責 谷)

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