No.12829 手術後のハーセプチンの回数について

3251 views
2022.07.02 匿名 0 Comments

63歳女性です。

2015年6月、検診にて初期右側乳がん発覚。散らばっているタイプとのこと。そのまま治療せず。

2021年4月、自身で左側乳房のかたまりに気づく。

2021年6月4日両側全摘出手術。

右:HER2陽性3+、ERとPgRは共に陰性、アポクリン癌、グレード1、核異型2、分裂像1、MIB-1index10%、浸潤径2.3、センチネルリンパ節は7個取りすべて転移無し。

左:HER2陽性3+、ERとPgRは共に陰性、微小浸潤癌、グレード1、核異型1、分裂像1、MIB-1index40%、浸潤径0.1、センチネルリンパ節は9個取りすべて転移無し。

2021年8月17日より、術後のパクリタキセル&ハーセプチン開始。

3か月間毎週1度の点滴で、パクリタキセルは3か月間滞りなく終了、その後ハーセプチン単独を3週に1度、通算1年間18回の予定と言われました。途中、軽いむくみが出た程度で経過し、2022年7月19日の16回目をもって終了予定となっています。休日や所要の関係で、3週ごとのペースが一時崩れたので、順当に1年18回とはならないのですが、医師からは、「それ(16回で終了)でよい」というだけで何の説明もありません。ケモ室の薬剤師さんに聞いたら、「1年という期間での判断なのではないか」ということでした。1年にしても、7月19日終了だと8月9日までの効力(?)しか無いことになりますが、これでよいのでしょうか? 私としては1年の期間というより、18回の回数を満たすものだと考えていました。また、せっかくやってきたのだから、ちゃんと18回受けたいのですが、いかがなものでしょう? 担当医師は説明も少なく、流れ作業的に診察しているように感じてしまいます。このまま16回で終わりと押し切られたら、あと2回のハーセプチンを別な医療機関に転院して受けるということはできるのでしょうか? よろしくお願いいたします。

Changed status to publish
2022.07.02 清水 0 コメント

ハーセプチンが術後補助療法として投与したときに、投与しない場合に比べて転移再発を減らしたという臨床試験の時、投与期間は投与回数でなく、1年間投与するという規定で試験が行われました。ですから、主治医の先生がおっしゃるように、回数に関わらず1年間投与というのが正解です。どうしてもあと2回追加投与して欲しいというのであれば、お願いしてみてはどうですか? 追加投与したからといって特に問題はありませんから。(文責 清水)

Changed status to publish
Question and answer is powered by AnsPress.io
  • 会員の紹介
  • 乳がんについて