今年2月に、3ヶ月前にはなかった8.8ミリのしこりがみつかりました。細胞診、針生検を経て、線維腺腫か葉状腫瘍か微妙ということで、手術もできる病院へ転院しました。そこでは3月に受診し、1センチ以下なので、針生検で細胞活発とあるが、3ヶ月経過観察になりました。6月に入りエコーをしたところ、しこりの大きさが11.1ミリで、エコーのしこりの型も楕円形だったものが突起のようなものが出ていて、小さいが手術をすすめられました。通常3センチ以下のものは、一般的には経過観察と聞いていたので、動揺しております。先生には、葉状腫瘍も含めて考えてほしいと言われました。この期間での大きくなるスピードは、やはり葉状腫瘍なのでしょうか。悪性の怖さを承知しておりますので、手術でマージンをかなり大きくとってもらう必要性はあるのでしょうか。8月に手術を控えておりますが、その間にも大きくならないか不安です。ご意見おきかせ下さい。
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針生検で細胞が活発である事、3か月間で腫瘍が増大傾向にある事を考えると、葉状腫瘍が考えられます。葉状腫瘍はほとんどが良性ですが、良性と悪性の中間のものや、悪性のものがあります。治療の原則は、手術により腫瘍を完全に取り除くことです。腫瘍をくりぬく形では周囲に再発することがあるので、腫瘍の周りに少し正常組織をつけて、切除面に腫瘍が露出しないように摘出することが必要です。
針生検の結果だけでは乳腺線維腺腫と区別がつかないこともあり、臨床経過から葉状腫瘍が疑われる場合は、一般に摘出が勧められます。貴女は前述の場合に当てはまります。8月の手術までに、腫瘍が増大傾向にあると思われる時は、主治医を受診してください。(文責 須田)
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