No.12064 肺の影

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2017.09.06 M.S. 0 Comments

2015年7月、部分切除後フルコース治療し、今現在経過観察中です。11月に2回目の検診が待っていますが、その前の会社の健康診断で肺に影は見えるとかで、肺ろう包症となっていました。ネットで調べた様な症状(胸の圧痛と若干の呼吸困難)が、最近の1年内に2回ほどありました。

1)この症状は転移ガンと区別がつきにくいという事はないでしょうか? 明記してある病名を信じていいのか、または転移を疑った方がいいのか。
2)医者に相談したいと思っています。気管支の専門医か、または今の乳腺外科の主治医に相談すべきか、どちらかいいでしょう。
3)転移の肺がんだとして、11月の検診まで待ってもそれほど支障はないでしょうか。 *転移ガンは治療は早くても遅くても、それほど終末時期に変わりはないと、乳がんガイドラインに明記しています。

ご教示願います。

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2017.09.06 久保内 0 コメント

「肺ろう包症」という病名は存じ上げません。「肺嚢胞症」なら理解できますが、胸部X線撮影で『白く』みえる肺癌や乳癌の転移と異なり、『黒く』見える病変なので、容易に鑑別が付くはずです。いずれにしろ、精密検査を要する胸部X線所見が健康診断で見られたのなら、呼吸器内科の先生に受診するべきでしょうし、その際に乳癌の既往をきちんと述べ、呼吸器科の先生に「転移の疑いがあれば、主治医の乳腺科の先生に情報提供書(俗に言うところの紹介状です)を書いて欲しいとおっしゃれば、満点だと思います。乳癌の転移だった場合は、11月でも問題ないかもしれませんが、原発性肺癌なら早く診断して治療した方が良いですね。だから早く診察に向かうべきです。(文責 久保内)

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