64歳女性、腫瘤に気づいて受診し、悪性疑いのためマンモトーム生検を行いました。
腫瘤径 3cm×3.5cm
浸潤性乳癌
ホルモン受容体 陰性
HER2スコア 3+(陽性)
リンパ節転移 所見なし
遠隔転移 所見なし
上記のとおり、HER2陽性乳癌と診断されました。
主治医より、術前化学療法として、3週間毎トラスツズマブ+フルツロン(1日2回内服)×4クール後の手術を提案されました。トラスツズマブ+タキサン系でないことに対する疑問を感じ質問しましたが、効果は変わりない旨の回答でした。当方持病はなく、タキサン系の抗がん剤による脱毛等の副作用への抵抗を示した訳でもないため、タキサン系を使用しない理由がないのではないかと思うのですが、フルツロンを採用する特段の理由やメリット等はあるのでしょうか。
また、フルツロンを活用した療法があまり見受けられず、標準治療から外れているのではないかと、術前化学療法の効果に不安を感じているのですが、トラスツズマブ+フルツロンはトラスツズマブ+タキサン系と同等の治療効果が期待できるものなのでしょうか。 または術後化学療法にてタキサン系等を追加で行うことで、標準治療と変わりない効果を得られるものでしょうか。
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