No.12764 異型乳管過形成でホルモン剤

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2021.12.09 M 0 Comments

初めまして。48歳のアメリカ在住です。マンモトームのバイオプシー検査で異型乳管過形成が見つかり、手術で取り除いたものを更にバイオプシーしました。その結果ではADHが見つからず、前回のマンモトームで全部取り除かれたようだとの事です。それなのに、ドクターからエストロゲンブロッカーのホルモン剤を服用する為にオンコロジストと話す様に言われました。これは通常の事ですか? インターネットで調べても私の様なケースが見つかりませんでした。私としては、ホルモン剤は出来れば使いたくないのですが、使ったほうがガンになるリスクが大幅に下がるのでしょうか? また、将来乳がんになる確率が34.1%で、この数字は年齢と共にドロップして行くと言われ、20%になるまでは6ヶ月後にMRI検査、そのまた6ヶ月後にマンモグラフィと、繰り返していく様です。これは適切ですか? 初めての事で、言葉も違う国なので、不安もあり、こちらのサイトを見つけ質問させていただきました。どうぞよろしくお願いします。

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2021.12.09 石山 0 コメント

日本とアメリカで病理の診断基準が多少違いますが、日本では異形乳管過形成(ADH)で内分泌療法は行いません。理由は、健康保険の仕組みから、日本ではがんと診断されていない時の再発予防の内分泌療法剤については適応がありません。自費であれば可能です。理論上はADHがあれば乳癌発症のリスクが高いことは分かりますが、34.1%という数字は、どうやってはじき出したか分かりません。おそらく日本ではMRIやMMG、乳腺エコーで経過観察することになると思います。(文責 石山)

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