ベージニオ+フェマーラ内服治療を始めて、この11月でちょうど1年半になります。今は1か月一回の血液検査と、3,4か月に一回のCT検査のみです。白血球数は問題なしですが、赤血球数が290台と低いです。内服前のデータが無いので分かりませんが、内服開始2か月後の数値は292、その後、300~330になり、今年の6月から290~298です。本日(11月24日)には324でした。主治医は、赤血球値が240台になるようならベーニジオを今の100mgから50mgに減量する、という事です。主治医はベージニオの経験がなく、何を聞いても「分からない」としか答えません。減量後の効果も分からないと言います。主治医が分からないのに簡単に減量しても良いものか不安です。
ベージニオは、副作用の下痢が酷く、内服から2週間で100mgに減量しています。さらに減量し、50mgでも効果があるのか心配です。また眩暈も起きる事があります。天井がグルグル回るような眩暈です。主治医は、「貧血があるから」としか言わず、本当に不安です。是非こちらの先生方の意見をお聞きしたいと思います。
1)やはり赤血球値の減少はベーニジオの副作用でしょうか? 主治医が言うように、赤血球が240を下がるようであればベーニジオを減量しないといけないのでしょうか?
2)症状のような眩暈は、やはり薬の副作用での眩暈でしょうか? それとも耳からくる眩暈でしょうか? このような時は何科を受診したら良いでしょうか?
3)また、手術した反対側の腕で採血や注射などしても大丈夫でしょうか? 昔は手術側の腕で採血などしないように言われていましたが、今は大丈夫という話もききますし、同じ側で採血を続けると血管がもろくなると聞きましたので、お聞きしたいと思います。
長くなりましたが宜しくお願い致します。
ページニオ減量のガイドラインがありまして、それに沿って行っていると思われます。減量した場合の効果についてはまだ詳細なデータが得られていませんので、よくわかっていません。
1)赤血球値の減少はベーニジオの副作用の可能性はあります。赤血球が240を下がるようであればベーニジオを減量したほうがいいと考えます。
2)ページニオには貧血のほかに浮動性眩暈の副作用もあるようです。耳(聴覚器)や小脳(脳神経)などからくる眩暈もあります。この場合はまず耳鼻科を受診することになります。
3)手術した反対側の腕で採血や注射などしても大丈夫です。手術側の腕での採血・注射も絶対禁忌ではありません。頻回に同じ部位で採血や注射を続けると、血管が硬くなったり,詰まり易くなる弊害などは起こりえます。(文責 石川)