浸潤性乳管癌(硬性型)、 腫瘤の大きさ9ミリ、断端陰性、 リンパ節転移2/10、 ステージ2A、 エストロゲン陽性、 プロエストロゲン陽性、 Her2 陰性、 MIB1 13.6%、 サブタイプ ホルモン感受性タイプ、 47歳、 閉経前
病理診断結果が上記の通りです。今後の治療は、放射線療法+ホルモン療法(タモキシフェン+リュープリン)10年は決まっています。リンパ節転移2個の為、EC→ドセタキセル療法をおすすめしますと言われ、化学療法をするか、しないかは、考えて決めて下さいと言われています。オンコタイプDXを受けてみたいと思いましたが、先生方のアドバイスを聞かせて下さい。宜しくお願いします。
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お金がかかりますが、オンコタイプDxの検査を受けるというのは良い判断だと思います。貴女の状況は、化学療法を内分泌療法に加えた方が良いかどうか、とても悩む状況です。医師が10人いたら、加えた方が良いと考える医師と加えなくて良いと考える医師で半々に分かれるのではないでしょうか。腫瘍径とホルモンレセプターの状況からは化学療法は要らなそうですが、リンパ節転移の状況と閉経前であることを考慮すると加えた方が良いように思います。もう一つ考慮した方が良いのは、ER陽性、PR陽性がどの程度なのかです。両方とも強陽性(90%以上陽性とか、Allred scoreで8点など)であれば、化学療法は避けられそうに思いますが、どちらかでも弱陽性であれば化学療法を追加した方が良いと私は考えます。やはりOncotype Dxがお勧めです。(文責 清水)
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