2021年の1月20日に両方の乳房の全摘手術を行いました。 癌は右に原発癌2センチ弱があり、その周りに散らばって2つほど1.5センチがあり、リンパ節へ5ミリの転移がありました。 手術ですべてを取りきり、その後、抗がん剤でTC療法を3週間に1回、4回にわたり行いました。 抗癌剤を始める前に、CA27-29の結果が49という数字で、標準が≦39ですが、術後でも49という数字で、抗がん剤後47にしか下がりませんでした。
主治医は、これが私の標準ではないのか?というのですが、この場合、どこか他に転移があったり等、体の中にまだガンが残っているのか心配です。 ご意、見お願いします。今後、放射線治療、ホルモン治療が控えていますが、それによって数値が低くなることもありますか? 私自身は、子宮筋腫や鼻にポリープだのがありますが、そういうのも関係してきますか?
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癌抗原CA27-29は乳がんなどの悪性疾患だけでなく、健康な個人、良性疾患(例えば良性乳房疾患、子宮内膜症、卵巣嚢胞、肝疾患など)で基準より高い値が見られます。乳がんの腫瘍マーカーとしてよく知られているCA15-3と同様な意味を持つと考えられ、他の腫瘍マーカー、画像診断などで問題がなければ、体質的にCA27-29 が高い可能性や、再発とは関係ないことが十分考えられます。数値が漸増的に高くならなければ、問題となることは少ないと考えますので、経過を見ていくことは必要だと思います。再発に対する放射線治療・ホルモン治療・化学療法などで数値が低くなることもありえると思います。それでCA27-29は再発の有無だけでなく、再発の治療効果の判定への有用性が期待されています。(文責 石川)
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