No.12647 術後病理検査の結果とホルモン治療の有無

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2021.04.29 匿名 0 Comments

今年2月にマンモトーム生検にてステージ0の左胸非浸潤がんと診断され、3月に乳輪乳頭温存皮下全摘手術を受けました。先日術後の病理検査で、下記の結果が出ました。

[中間報告]

部分的に間質浸潤の鑑別を要する箇所があり、センチネルリンパ節にIsolated tumor cells認める事から間質浸潤の検討を行う

[最終報告]

CK5/6、p63、CD10の免疫染色の結果、生検後と考えられる領域に少数のリンパ管侵襲像を認め、わずかな間質侵襲と判断した。

ER=5+2  PgR=0+0  HER2=0  MIB-1 index=少数の為測定困難

g(+),f(-),s(-),ly(+),v(-)   pT1a:0.1cm

nuclear grade:1

専門用語が多く、よく分からないため教えて下さい。これは、リンパ管にわずかに浸潤していたが、リンパ節への転移は無いと考えて良いのでしょうか? それともリンパ節への転移が微小にあるということでしょうか。また、非浸潤の場合は切除して完治と言われましたが、浸潤があったため、主治医からは、「オプションでホルモン治療がありますが、やるやらないはご自身の判断となります。」と言われました。副作用の事もあり、ホルモン治療をどうした方が良いのか迷っています。ホルモン治療をやった場合とやらなかった場合では、今後にどのような影響があるのでしょうか。

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2021.04.29 徳田 0 コメント

リンパ節に、塊ではなく、バラバラになった腫瘍細胞を認める段階ですので、リンパ節転移とは考えずに対応します。しかし、乳管を破っている、いわゆる浸潤の大きさが0.1cmということは、T1mic すなわち微小浸潤癌ということになります。したがって、再発の可能性は少ないですが、ゼロではありません。効果と副作用を天秤にかけると、ホルモン療法をお勧めします。(文責 徳田)

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