No.12614 男性乳癌について

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2021.03.01 E 0 Comments

以前、質問させて頂いたものです(No.10392)(No.12578)。その節は、お世話になりました。ご相談をさせて頂いた後、Ki67が90%ということが分かり、当初はEC療法の予定でしたが、FEC療法に変更して現在治療中です。

さて実は私には弟がいまして、胸にシコリがあると言われました。すぐ病院に行くように言いましたが、少し様子を見てから行くといいます。弟によると、「まず左の乳首の辺りが痛くなり、シコリが出来たが1週間でなくなった。その後、今度は右の乳首の辺りが痛くなり、乳首に限りなく近い乳輪に1センチ大のシコリが出来た。はじめは痛みがあったが今はないと。左はシコリが消えたので、右も消えるかもしれないので様子を見たい。」とのことでした。それから1週間して弟に会ったので、シコリを確認すると、米粒くらいの大きさになっていましたが、シコリはありました。弟によると、小さくなったとのことです。たとえば乳癌であった場合、何も治療していなくても小さくなることはありますか?

私はBRCA1陽性ですが、そのことを家族は知りません。弟も知らないので、弟が陽性かどうかも分かりません。男性乳癌はBRCA1陽性だと、どのくらいの頻度で発現するのでしょうか? 男性乳癌が希少なのか、情報が少なすぎて不安です。

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2021.03.02 石川 0 コメント

乳癌なら、治療なしで小さくなること(自然退縮)は、まずあり得ません。BRCA遺伝子に関して、男性乳癌ではまとまった症例研究が少なく、発表・報告も希少ではっきりしません。とりあえずは女性の場合と同等以上のリスクと考えておくのがよいと考えます。(文責 石川)

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