No.12576 術後治療について

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2020.12.02 S 0 Comments

こんにちは。現在28歳です。手術の病理結果をもとに、今後の治療方法についてご意見をお伺いしたく、質問させていただきます。

浸潤性乳管癌、腫瘍径0.7cm、浸潤径0.7cm、組織学的グレード2、核グレード1、ER強陽性、PGR強陽性、HER2陰性、Ki67 10%、ルミナールA、リンパ節転移1/2(マクロ転移)、ステージ2A

上記のとおり確定診断されました。リンパ節郭清は行っておりません。主治医としては、化学療法6か月、ホルモン療法5~10年をおすすめするとのことでした。化学療法をすすめる理由は、リンパ節転移が認められたことと、年齢が若いことが挙げられています。自身で調べていると、ルミナールAの化学療法の上乗せ効果はあまり期待できないという趣旨の記事を目にします。できれば副作用の強い化学療法を避けたいと考えており、どうしても前向きになれません。現在独身ですが、将来子供を持ちたいという希望を強く持っています。
1)主治医のおっしゃる通り、上記の治療を受けるべきでしょうか。
2)化学治療による上乗せ効果は、どの程度と予想されますでしょうか。

ご教示、よろしくお願いいたします。

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2020.12.02 徳田 0 コメント

10年生存率における化学療法の上乗せ効果は、3%程度と考えられます。化学療法をうけるかどうかは、副作用とのバランスによります。とくに妊孕性がどの程度保たれるのかが重要です。その体制がとれるのであれば、安心して受けられると思います。(文責 徳田)

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