36歳、子供は3人です。昨年ステージ1の温存部分切除術を行い、丸1年が経ちました。リンパ転移もなく、術後の治療は、放射線治療、タモキシフェン、リュープリン3ヶ月に1度、注射をしてきました。今年の健康診断で肝臓に異常ありとの診断があり、乳がんの治療の副作用だろうとの判断(昨年までは何ともありませんでした)。先日、丸1年の検診でCTを撮ったところ、脂肪肝との結果でした。術後のCTと比べると、脂肪肝とはっきりわかりました。コレステロール値などは正常範囲内、生活習慣病や肥満ではないです。「タモキシフェンを飲み忘れることのないように続ければ、リュープリンは打たなくても、効果はほぼ変わらないので、やめますか。」ということになり、リュープリンは打たずに帰宅しました。担当医を信じておりますが、術後の説明では2年~3年は打つと言われていたので、1年でリュープリンをやめてしまって不安がないと言ったら嘘になりますので、ご相談させていただきました。
1)リュープリンの副作用で肝臓に負荷がかかるというのはありますか?
2)脂肪肝のことは様子見で、リュープリンを打った方が良かったのでしょうか?
3)リュープリンを打たない場合は生理の再開があるというのを聞きましたが、タモキシフェンの服薬では、生理や排卵は止まることはないのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
1) 多くの薬は肝臓で分解代謝されますから、少なからず肝臓に負担をかけています。リュープリンも同じです。しかし、脂肪肝となると、単に肝臓に負担がかかっているというより、血中の中性脂肪の増加が原因ではないかと考えます。そうなると、血中の中性脂肪を増やす副作用があるタモキシフェンの方が原因薬剤として怪しいと思います。血中の中性脂肪は正常でしたか?
2)脂肪肝は様子を見て内分泌療法を続けるのか、脂肪肝は大変だと考えて内分泌療法を休止するのかは、病状と副作用とのバランスで考えますから、一概にどちらがよいとはいえません。そこは主治医の先生とよく相談してください。
3)基本的にタモキシフェンには直接生理を止めたり、排卵を止めたりする作用はありません。しかし、エストロゲンの作用を止めますから、間接的に生理が止まったり、不順になったりすることはあります。どうなるかは個人差です。(文責 清水)