No.12514 TNBCの温存手術後の放射線治療と抗がん剤投与について

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2020.09.23 K.Z. 0 Comments

10/1温存手術予定(ステージ1または2)、10/28病理検査結果と今後の治療方針を聞くことになっていますが、現在受診しているがんセンターでは放射線治療が2か月待ちとのことです。主治医からは、放射線治療が先の予定だが、抗がん剤を先に投与することもあるという話も聞いています(放射線治療と抗がん剤は同時に受けられないということも聞きました)。

病理検査結果が針生検と同じ結果であった場合、トリプルネガティブということになるのですが、トリプルネガティブは術後抗がん剤が必須で、『術後90日以内に投与を始めないと、生存率が下がる』というエビデンスがあることも、ネットで拝見したことがあります。こちらのHPNo.12410で、『放射線治療は治療が遅れるほど、創部の局所再発が増える可能性があり、術後20週を超えると生存率が下がるというデーターもあり、術後放射線治療は20週以内に開始することが勧められている』という回答も拝見させていただきました。放射線治療のみ別の病院で受けてもらう可能性もあると言われましたが、設備がある病院がほとんどないとのこと(おそらく、リニアックのことを言っているのだと思います)、仕事を続けながら通院することを考慮すると、現在通っているがんセンター、または、がんセンターの近隣にある大学病院で放射線治療を受けるしかないのですが、手術から病理検査結果まで1か月の間が空き、すでにその時間のロスが生じてしまっているため、抗がん剤を先に投与すると、スケジュール的にどうしても放射線治療が術後20週を超えてしまうと思います。また、放射線治療を先に受けると、抗がん剤の投与が遅れ、術後90日を超えてしまいます。

サブタイプがトリプルネガティブではない可能性もあるため、病理検査結果を聞かないと何とも言えないところもあると思いますが、がん専門の病院なので、先述した放射線治療と抗がん剤についてのことは当然ご存知であると考えており、治療のスケジュールについても考慮していただけると思っていますが、放射線治療が遅れると言われた場合、放射線治療と抗がん剤が受けやすい病院に転院するべきなのでしょうか?
また、このような状況で、放射線治療と抗がん剤、どちらを先に受けるべきなのでしょうか?
セカンドオピニオンも考えていますが、大学病院はがんセンターと提携しているため、おそらく同じ回答になると思うとのこと、また、県外の病院でセカンドオピニオンを受けると、現在の病院に2週間行けなくなるため、治療がさらに遅れてしまうとのことでした。

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2020.09.24 石山 0 コメント

手術前に色々不安になるのは分かりますが、がんセンターであれば、すべてのデータを理解して診療しているはずなので、色々対応策はあると思います。化学療法もDose dense 化学療法といって、短期間で副作用防止を万全に行い、化学療法をすることも可能です。その辺を今の主治医に聞いてみたらいかがでしょうか。手術標本で診断が変わることもあるので、手術前にあれこれ心配しすぎても無駄になることもあります。(文責 石山)

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