No.12483 パクリタキセルの奏効率について

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2020.08.22 A.M. 0 Comments

私はトリプルネガティブタイプの乳がんで、腫瘍が9cmあります。心不全の持病があり、weeklyパクリタキセル単剤での治療中です。今現在7回行いましたが、あまり縮小した感じがしません。パクリタキセル単剤での奏効率(縮小率)は低いのでしょうか? また、大きくなる、縮小しないという可能性はあるのでしょうか? 腋窩リンパ節が(20mmから12mm)小さくなっているなら、腫瘍も小さくなっているのでしょうか? (エコーでは、9cmある為、測定不能でした)

 

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2020.08.22 高橋 0 コメント

ご相談、どうもありがとうございます。トリプルネガティブ乳がんに対し、本来であればアンスラサイクリン系の薬剤を使用開始するところが、心不全があるために使用できず、タキサン系を行っているということですね。抗がん剤治療の目的は、もちろん腫瘍が縮小、消滅することですが、副作用が少ないことも大切です。腫瘍自体の増大がみられず、リンパ節が縮小しているのであれば、一定の効果は見られていると考えられます。大切なのは全身への転移を拡げないことです。定期的に全身の検査を行っていただきながら、必要であれば次の治療を先生にご提案いただきましょう。他にも使用できる薬剤はございますので、ご心配なさいませんように。応援しています。(文責 高橋)

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