No.12467 NCC-ST436

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2020.07.21 Y.H. 0 Comments

はじめまして。質問をさせてください。2018年、左乳癌 。12mm浸潤、 センチネル微小転移0.2mm、オンコタイプRS12、タモキシフェン内服にて経過観察中です。オペをしたがんセンターは、年に1度受診。その間は地域連携の病院で、エコーや採血、処方をしてもらっています。今回地域連携の病院で採血を行い、初めてNCC-ST436の検査項目があり(がんセンターではCEA・CA15-3のみでした)、結果14で高値でした。他CEA・CA15-3は正常値です。これは再発転移を示唆するものでしょうか? 突然の高値で動揺しています。お忙しいところ申し訳ございません。よろしくお願い致します。

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2020.07.22 清水 0 コメント

腫瘍マーカーというのは、基本的に一定の偽陰性(転移再発があるのに正常値)、偽陽性(転移再発がないのに高値)があるため、ガイドラインでは術後の定期的な測定は推奨されていません。特にNCC-ST436は、偽陰性率は低いのですが、偽陽性率の高い検査ですので、今回の高値=転移ということになりません。腫瘍マーカーを見るときは、絶対値ではなく、経過(だんだん上がり続けているのかどうか)が大切です。ですから一回の検査だけで結論を出すのは早急だと思います。しかし、腫瘍マーカーが異常値であればご心配でしょうから、主治医の先生と相談して、CT等の検査をして、転移があるかどうかを確認することになると思います。 (文責 清水)

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