No.12453 今後の治療について

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2020.06.26 N.H. 0 Comments

現在55歳です。16年前乳癌施術Ⅱb、術前EC+T 結果ER2+ PgR1+ ハーセプト0 

リュープリン5年、ノルバ8年目に胸骨傍リンパ転移。リュープリン+フェアストン、アリミデックス、閉経によりフェマーラ5年服用、少しずつ増悪。去年イブランス+フェソロデックス、かなり増悪してしまいました。遺伝子検査陰性、現在胸骨傍リンパ肋骨の2,3,4,5,6の各間に3㎝大の腫瘍あり。今のところ他の臓器の転移無し。

今後の治療について、①アンフィトール+アロマシン ②抗がん剤 ③ベーニシオが提案されています。何をどのように選択していけばよいのでしょうか。アンフィトールは前からある薬のようですが、使用例が少なく、新しいベーニシオの方が良いのでしょうか。16年前とガンの性格が変わってしまったのでしょうか。ホルモン療法の効果がなくなったのでしょうか。

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2020.06.27 徳田 0 コメント

1.イブランス+フェソロデックスが無効の場合、抗がん剤よりも副作用の少ない、ホルモン療法の一つとしてアフィニトール+アロマシンが無作為化比較試験によるエビデンスはありませんが、候補として挙げられています。高価な薬剤ですが、予後が良好な転移ですので、使ってみて、効果がなければ、次のステップである抗がん剤を開始するのがよいと思います。

2.イブランスが無効になったので、同種類のベージニオは期待できません。(文責 徳田)

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