No.12016 ホルモン療法

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2017.02.13 M.M 0 Comments

49歳会社員です。昨年10月に受けた人間ドックで乳がん精密検査となり、12月2日に非浸潤性乳管癌と診断、2016年12月21日に乳房温存、センチネルリンパ節生検手術を受けました。病理の結果、リンパ節転移なし、Ki67 3.5%、悪性度Grade1、ER陽性、PgR陽性、HER2蛋白1+、断端陰性でした。抗がん剤治療不要、2月3日から放射線治療(20回)を受けています。その後の治療について、主治医からホルモン療法をどうするか決めるように言われていますが、副作用や服用期間の長さ等を考えると、するかしないか決めかねています。対側乳癌を減少させることは知っていますが、今後も定期検診はかかさず受診するし、もしそうなった時は、今回のように早期発見早期治療が出来るのではないかと思ったりします。この考えは甘いでしょうか。ご回答、よろしくお願いいたします。

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2018.04.13 石山 0 コメント

当院でも内分泌療法はお勧めしませんが、ただ非浸潤性乳管癌の診断精度の高さが問題になります。浸潤部がないという保証が、病理医の熱意や能力によって少し違います。つまり5mm間隔で標本を全割し、浸潤部がないことを証明し、さらに免疫染色を行って、乳管上皮の破壊のないことを確認する場合もあり、その辺の精度が異なるので主治医に確認し、浸潤部が存在する可能性がわずかでもあるときは、理論上内分泌療法を勧める場合があります。それでも生存率にはあまり差はないと思いますが。(文責 石山)

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