No.12373 頸部リンパ節転移について

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2020.03.02 Y.K. 0 Comments

左頸部リンパ節に転移があります。増悪は無いと言われています。顔の左側に全く汗をかかない、左目が小さい(開きにくい)という症状が気になり始めました。この症状がいつからなのかはよくわかりませんが、1年以上は経っていると思います。偶然ネットで見かけたホルネル症候群の症状に合致します。頸部の腫瘍が神経を圧迫しているのではないかと思っています。頸部の腫瘍は、手術で取り除く事はできるのでしょうか? また、放射線治療で腫瘍を小さくすることは可能でしょうか? 受付業務をしていますので、見た目が気になるので、左目をなんとかしたいです。たぶん原因は転移腫瘍だと思うので、乳腺外科で相談したらいいのでしょうか? 次回の診察予約は、4月中旬ですが、そのときまで放っておいても大丈夫でしょうか? (ホルネル症候群の診断を受けた訳ではありません)

 

 

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2020.03.02 清水 0 コメント

実際に診察していないので詳細は不明ですが、Mailの内容からはご指摘の通りホルネル症候群が疑われ、左頸部にリンパ節転移があるというのであれば、それが原因と考えられます。リンパ節を切除してホルネル症状が軽減するかどうかは、実際に画像をみていないのでわかりませんが、一般的にはその可能性は低い(実際に行われるケースは稀)だと思います。放射線治療も効くかもしれませんが、放射線治療の副作用として神経障害がありますから、治療線量の設定はとても難しいと思います。でも私は放射線治療は専門ではないので、一度放射線治療科の先生に診てもらって相談してみてください。治療の基本は薬物治療です。現在の治療で小康状態が維持できているのであれば、ここでホルネル症状を軽減させるために薬を変えるというのはリスクが高いと思われます。しかし薬の効きが悪くなってホルネル症状が出てきたのであれば、薬を変えるという選択肢も有るかもしれませんが、薬を変えたら症状が改善するという保証はありません。ホルネル症状は急速に悪化することはありませんから、次回診察時に主治医の先生とよく話し合ってください。(文責  清水)

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