No.12009 化学療法+放射線+タモキシフエン E2上昇

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2017.02.01 T.K.  0 Comments

左乳癌部分切除手術( 2016. 1. 18)、その後 Ac+タキサン系抗がん剤 放射線治療、現在タモキシフエンを約5ヵ月飲んでいます。現在50歳9ヵ月、48歳の時に子宮と右卵巣を切除しています。左の卵巣はあります。内視鏡で手術をする為に、リュープリンを8ヵ月程使用した影響かE2数値が上がらず、更年期障害が酷く、ホルモン補充療法を約1年半した後、乳癌検診で乳癌が見つかりました。
化学療法前 2016. 2.16 E2 16 FSH 52.8
化学療法後 2016. 11.22 E2 33 FSH 33.9
2017 1. 7 E2 40 FSH 33
Er90% pgr20-20% ki67 1-2%  リンパ転移2個 センチネルに5mm6mm

化学療法後はE2数値は、下がると思うのですが、抗がん剤が効かなかったのでしょうか? タモキシフエンが効いていないのでしょうか? タモキシフエンだけの治療で大丈夫なのでしょうか? なぜ、E2が上がってくるのでしょうか? 再発転移しないでしょうか?

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2018.04.13 0 コメント

E2値は抗癌剤使用の影響も受けますが、タモキシフェン服用、卵巣の手術、リュープリンの使用、ホルモン補充療法など他の要因からも多分に影響を受けていると考えられます。そのため今回のE2値の変動は、これらの影響を複合的に受けた結果と考えられます。一方、E2値と乳癌の再発との間には直接の相関はないものと思われ、またE2値のこの程度の上昇ではタモキシフェンの効果に関連はないと思われます。これらより、現在の治療を継続することを私は推奨いたします。(文責 谷)

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