トリプルネガティブ乳がんと診断され、1月に全摘手術を受けました。術後の化学療法で、点滴か錠剤を決める際、主治医より、リンパ節転移も微小で1カ所なのでと、錠剤を勧められました。TS-1を服用することになったのですが、TS-1は再発した乳がんの治療薬との記述が多いように思うのですが、再発・転移予防にも効果はあるのでしょうか？
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トリプルネガティブ乳がんに対する化学療法として、一般的には、アンスラサイクリン系薬剤、タキサン系薬剤、ナベルビン、５ＦＵ系薬剤、エンドキサン等がありますが、ＴＳ－１は５ＦＵ系薬剤になります。ＴＳ－１は、保険の適用では、再発乳癌に使用することになっていますが、実際には、術後の補助療法として使われることも多いです。使用薬剤の選択に関しては、stage、転移の有無等の他に、年齢、性格、体格、仕事内容、入院or通院などの条件を考慮しながら決めることになりますが、主治医の先生は、生活の質をできるだけ落とさないようにと、経口剤であるＴＳ－１を提案されたのだと思います。疑問点、不安点を抱えている場合は、主治医の先生に充分ご相談して、納得のいく治療を受けてください。前向きに治療に取り組むためにも大切なことです。（文責 須田）
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