今年1月に乳房部分切除術を受けました。 43才、ステージ1、しこり0.8ミリ、リンパ腺転移なし、核グレード2、組織グレード1、Ki67 15%、ホルモン感受性高いタイプです。3月からの放射線療法の前に、内分泌療法でタモキシフェンを処方されました。閉経前で、内服により月経が止まることで、急速に老化したり、女性として自信がなくなるのではないかと心配しています。それよりも再発転移の可能性を減らせることは大きいとも、わかってはいます。タモキシフェンは卵巣機能を抑え、エストロゲン自体を減らすのでしょうか? がんのレセプターに結合するだけなのでしょうか? タモキシフェンが体の中でどう作用するか、今一つわかりません。必ず閉経するのでしょうか? 服用が終われば月経が再開するのでしょうか? 半年や2年の服用では、やはり効果はないのでしょうか? 内服することでの生存率の押し上げが1.7%と聞いたこともあり、今後生活のQOLを考えると、服用を迷っています。選択間近で、早めにお答え頂けることを、どうか願っています。
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タモキシフェンはエストロゲン受容体拮抗薬に分類され、女性ホルモンを減らすわけではありません。細かい副作用は処方薬剤師に聞くか、添付文章などがネットで見られるので、参考にしてください。閉経状態を目指すのは、別の系統のLHRH阻害剤に属するリュープリンやゾラデックスという注射薬です。タモキシフェンの治療期間は一般的には5年で、リスクの高い人は10年のこともあります。生存率1.7%というデータをどこから得られたのか分かりませんが、聞いたことはありません。各患者さん毎に再発リスクが異なり、一人ひとり違うはずですが。(文責 石山)
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