3年4ヵ月前、47歳の時に、ステージ1の乳がんで全摘しました。その後、リュープリン注射を2年うち、タモキシフェンを服用しています。3年以上生理は止まっていましたが、最近生理が再開した様です。もう51歳なので、生理が再開するなんて考えてもいなかったし、卵巣が再び働き出すと再発のリスクも高まると聞いて、とても不安です。婦人科で、体がんの検査は受けました。50代で生理が再開するのは異例でしょうか? 再び生理を止めなくていいのでしょうか?
管理者 Changed status to publish
50代で生理が再開することは珍しいことではありません。再開した生理を止めるかどうかは難しい問題です。現時点で、内分泌療法中に生理が復活した場合に再度生理を止めた方が良いかどうかという問題に対するエビデンスはありません。したがって、原則はタモキシフェンの継続だと思います。しかし、術後の化学療法で生理が止まっていた人の生理が再開した場合は、リュープリンかゾラデックスで再度生理を止めることで再発が減るというエビデンスはあります。もう一点、最新のエビデンスでは、術後のリュープリン、ゾラデックスは5年間投与が標準となっています。いろいろ考えると、リュープリン再開がお勧めかもしれません。主治医の先生とよく話し合ってください。(文責 清水)
管理者 Changed status to publish
Question and answer is powered by AnsPress.io