No.12307 針生検で判別できず

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2019.12.13 なつ 0 Comments

突然の質問、失礼いたします。先日、左胸にしこりを見つけ、マンモとエコーを受けました。高濃度乳腺です。エコーで、㈰5時方向に2×3×4ミリの腫瘤、㈪3時方向に3×3×2ミリの腫瘤が見つかりました。㈪は小さすぎて針生検できず、㈰は針生検(局所麻酔で、パンチのような音のする器具で、エコーを当てながら3箇所くらい検体をとりました。)したものの、良性か悪性の判別つかず、どちらも経過観察で、半年後に再度エコー、マンモをする事になりました。現在不妊治療で、ホルモン剤の注射や飲み薬を使った高刺激の採卵を続けています。また持病でSLEがあり、ステロイド8mg/dayとプラケニル1錠/dayを服用中です。今回の針生検では、癌かどうか分からないから、このまま不妊治療を続けて大丈夫と言われましたが、乳がんにはホルモン剤の影響を強く受けるタイプがあると聞きました。半年間放置したまま、不妊治療でホルモン剤をたくさん使って、もしガンだった場合、急激に癌が進行したりする事はあるのでしょうか?まだ小さいから放置して不妊治療を続けても大丈夫ですか? また、針生検で判別できなかったのは、小さすぎて組織が取れなかったからでしょうか? もっと精密な細胞診の検査やセカンドオピニオンなど受けて、癌がどうか判別してから不妊治療を続けるべきでしょうか? 不妊治療は、年齢的に37歳ということもあり、焦っています。お手数ですが、ご教授お願いいたします。

 

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2019.12.13 清水 0 コメント

3mmの乳腺腫瘤に対して針生検を行って診断がつかなければ、通常は経過観察になりますが、その先生が画像上どうしてもがんの可能性を否定できないので心配だと思えば、摘出生検をお勧めすると思います。針生検の標本で良悪性の判別できなかった理由はわかりません。病変が小さくて取れなかった可能性もあるでしょうし、病変は取れているが、病理の先生が判別できないと答えているのかもしれません。針生検以上の精密な細胞診検査はありません。セカンドオピニオンを受けても、癌かどうか判別のつかない病変の判別はつきません。経過を見るか、摘出するかの判断を仰ぐことになると思います。貴女にとって大事なことは、子供さんが欲しいということですよね、がんの疑いがあるからといって諦めませんよね。不妊治療の薬で乳がんのリスクが高くなるという報告はありません。今の小さい病変が、良悪性の判別不能ということは、言い換えれば、明らかな癌ではなかったとも言えます。でもちょっと心配ですよね。それなので、MMG、USの検査を続けながら不妊治療に励むのが良いのではないでしょうか。(文責 清水)

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