No.12261 oncotype DX について

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2019.10.20 匿名 (匿名) 0 Comments

47歳 ER<90% PgR<90% HER2 1+ Ki6710-20% 腫瘍径:2.5×6.0×2.5 核異型スコア:2 核分裂スコア:2 核グレード:2 リンパ節転移なし

再発ですが、二次原発の可能性が高いそうです。初発の時に放射線治療をしているので、今回は放射線治療はできません。今後の治療についてですが 、1).ホルモン治療のみ 2.)ホルモン治療+化学療法 3.)ホルモン治療+oncotype DXの結果次第で化学療法を受けるか決定する

上記の三つの選択肢を提示されました。oncotype DXは、興味はありますが高額なので悩んでいます。この検査を受けることによって化学療法をプラスすべきかどうかの判断基準になる。メリットは、この一点のみなのでしょうか? ほかに何か役立つ情報が得られるなどのメリットがあるなら、oncotype DXを前向きに検討しようかと思っています。先生は、oncotype DXについて、とのようなお考えをお持ちでしょうか? あと、正直な氣持ちを言うと、できれば化学療法は受けたくありません。が、私の今回のガンの性質は化学療法をプラスすべきでしょうか? よろしくお願いいたします。

 

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2019.10.21 0 コメント

Oncotype DXの有用性の評価に関しては、乳がん専門医の中でも色々と意見が分かれております。医療保険の対象外のため、自費で高額(40万円程度)要すること、結果として「中間リスク」となると化学療法の施行を自分で判断しなければならないことなどがそのデメリットであると思われますが、遺伝子レベルでの再発リスクの可能性のデータを示してもらえるということは、予後を考える上で病理結果以外の大きな判断材料にはなります。ただし、これもあくまでリスクの程度を示すものであって、「低リスク」と出たからといって化学療法を施行しなくても絶対に再発しないと言えるものではありませんし、「高リスク」と出ても化学療法を施行せずに再発しない可能性も十分にあります。このようにどのデータも完全ではありませんので、最終的には化学療法施行の是非はご自身で最終決定するよりありません。これらも踏まえ、まずoncotype DX施行の是非と化学療法施行の是非をよくご検討ください。(文責 谷)

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