カテゴリー3で経過観察をしていた石灰化が2つ増えたので、ステレオガイド下マンモトーム生検を受けました。マンモトーム生検は3回目となります。高濃度乳腺でディナゲストを服用していることもあり、常に継続的な胸の痛みと張りを感じています。以前、マンモトーム生検をした際も、1年ほど胸のしこり(血腫?)、硬さ、痛みが続きました。マンモトーム生検を何回も行い、度々の乳腺の侵襲による乳がん発生リスクについて教えて下さい。
また、石灰化がマンモグラフィーで写らなかった為、角度を変えながら15回以上撮影をしました。ようやく石灰化が写ったところで、針を刺すのにポジションが悪いとのことで、ポジションを決めるのに5回程撮影をしていました。「撮ります」と言われた回数は、20回以上だったと思います。通常、これ程撮影するものなのでしょうか。経過観察の5年間、半年に1回マンモの検査をしており、直近では2週間前に受けたばかりなので、ステレオガイド下マンモトーム生検で何度もマンモで撮影をしたことによる乳腺への放射線の影響が気になります。被曝による乳がん発生リスクについても教えて下さい。
前回エコーでマンモトーム生検をした時は、すぐに終わった記憶でしたが、今回は1時から始まり12時まで、計12回(本)乳腺組織を採取していました。ステレオガイド下マンモトーム生検の場合、12回採るのが通常なのでしょうか。
疑問を感じながらも、検査時に意識が朦朧としてきて、その場で質問できる状況ではなかったため、家に帰り、落ち着いたところで質問をさせて頂きました。よろしくお願い致します。
乳癌の発生は遺伝子の変異により起こりますが、マンモトーム生検の回数が増加しても、遺伝子の変異とは関係がありません。また、マンモトーム生検を行う場合、被ばくによる乳癌発生リスクもゼロではありませんが、原則、必要でない検査は行いません。人によって様々で、ポジショニングが難しい方もいらっしゃいますが、治療を進めるうえで、必要と判断されたうえでの撮影だと思います。直接画像を拝見していないので、回答するには限界がありますが、石灰化の範囲が広いとか、乳腺全般に所見があるとか等、何か理由があるはずですから、疑問点や不安な点を解消するためにも、主治医の先生にお話しして、よく伺ってみてください。(文責 須田)