No.12225  不妊治療

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2019.07.15 E 0 Comments

昨年、不妊治療中に乳がんがわかりました。 手術前は、ガンは小さく転移もなさそうだという事で、不妊治療の採卵をしておいて、術後の治療前に移植してもいいのではないかという計画で、採卵しました。 11月の手術で、ガンは7.5ミリ、ルミナールBタイプ、リンパ節転移ありのステージ2とわかりました。 その後1月から放射線治療、3月にニュープリン、4月からハーセプチン、アブラキサンを3週×4回が終わりました。本来ならば、次にEC療法と、引き続きハーセプチン、リュープリンを続けるのですが、年齢が42歳なので、不妊治療をするなら最後のチャンスなので、可能性は低いですがチャレンジしたいと思っています。 先生は、EC療法を先にやっちゃえば?と言われたのですが、妊娠を考えると、強い薬の後、移植するのに抵抗があるのと、年齢的にタイムリミットだと思い、今のタイミングでしたいと言いました。 もし妊娠したら、出産後にまた治療を再開する予定です。 先生は、アブラキサンは入っているので、ECはやらない選択肢もあると言っています。 不妊治療の方の先生に確認したところ、生理を薬でおこしてから、エストラーナ、ルティナスというホルモン剤を使うということです。 主治医は、その薬は本当は使いたくないけど、やるならしょうがないね、と言っていました。 調べてみると、乳がん患者には使わないと書いてあるのですが、一度の移植に使う量でも再発の可能性を高めてしまうのでしょうか? それとも長期使用はしてはいけないということでしょうか? 主治医は、本人の意思を尊重するという感じで、ダメだとは言わないのですが、あまりにリスクがあるなら諦めるべきかと思っています。 そもそも転移ありの時点で諦めるべきなのでしょうか? 術後に移植という話を最初にしたのは、術前なので、術後でどれほど状況が変わったのか、自分では判断できません。よろしくお願いします。

 

 

 

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2019.07.16 高橋 0 コメント

ご相談どうもありがとうございます。 ご指摘の通り、エストロゲン製剤やプロゲステロン製剤のお薬は、乳がんの患者さまではわずかながら再発のリスクが高まると言われております。 使用期間などについても明確な答えはありませんが、最小限にすべきと考えます。 40歳以上での出産は赤ちゃんに問題が起こる可能性もありますし、母体にも負担がかかります。 まずは出産を第一目標として全力で取り組み、出産後、乳がんの再発予防の治療に専念してくださいませ。 治療方法はその都度先生方とご相談くださいませ。 応援しています。(文責  高橋)

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