No.12165 再々質問です。ゼロ期の非浸潤性乳管癌全摘後の病理組織診断について(HPNo.12157-3) 

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2019.02.20 匿名希望 (匿名) 0 Comments

度々申し訳ございません。病理組織診断書を見ていて(NO.12157でお聞きした他に疑問が出てきました)最終診断書には (一部の腫瘍細胞には神経内分泌能を有することが確認できました。しかし神経内分泌能を有する腫瘍と診断するには,その細胞量が少ないことより,神経内分泌能を有する非浸潤性乳管癌と最終診断します) とあります。

(CD56:+intermediate,<5%)(シナプトフィジン:+,intermediate,<1%)(クロモグラニンA:-)(FF:無 10.FF径 mm)とも書いてありました。(FF 癌内線維化?)(神経内分泌能?)等調べてもわからない事ばかりで気になります。これらは大丈夫なのでしょうか?

ゼロ期の非浸潤性乳管癌を全摘してしまえば 理論的には根治なので気にしなくても良いのでしょうか?ホルモン受容体陽性度が強い事も全摘の場合は気にしなくても良いのでしょうか? 現在の所は 術後ホルモン療法はせずに食生活を含めた生活習慣をしっかりと見直し 癌予防に努めたいと思っております。

(追伸)順序が逆になりましたが 一番最初の所見には次の様に書いてありました:

組織学的には,腫瘍は非浸潤性乳癌であり,乳管内を充填し充実性にする成分及び乳頭状形態を呈する成分より主になり,嚢胞状拡張を示す乳管内伸展を示す成分も伴います。腫瘍細胞の形態は神経内分泌能を有する癌との鑑別を要する像であり,免疫染色を行い癌種を確定します。腫瘍内には浸潤癌成分を認めません。組織所見の詳細は以下をご覧ください。

ご多忙のところ度々申し訳ございません。よろしくお願い致します。

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2019.02.22 須田 0 コメント

病理診断書には、除去された癌細胞が、どのような細胞に由来しているのかを病理学的に詳しく調べた結果、「乳癌では稀である神経内分泌能を有する細胞から発生している」という検査所見が書かれています。癌細胞の由来には関係なく、非浸潤性の乳管癌ですから、全摘によって根治と考え、ホルモン療法もする必要はないと思います。今後は、反対側検診を行い、癌の二次予防に努めてください。(文責 須田)

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