No.11811 ホルモン治療の必要性について

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2015.12.13 K.T. 0 Comments

はじめてご相談させていだだきます。53歳です。今年4月よりFEC.ドセを4回ずつ、その後10月に温存手術、来週から放射線治療に入ります。主治医からは、今後、ホルモン治療となると言われていて、まだ薬剤は提示されていません。今、抗ガン剤の副作用もある程度抜けて、体調が改善されてきました。できたら、お薬無しで暮らしていきたいと望んでおります。再発リスクがそんなに高くなければ、副作用などに苦しむより、ホルモン剤なしで、検査で様子をみていきたいと希望しています。閉経していると思われます。以下の病理結果ですが、ホルモン治療は必須でしょうか?主治医とお会いする前に違った角度からのご意見いただきたく、よろしくお願いします。

浸潤性乳癌
断片、陰性 取り切れている。
大きさ 浸潤癌の部分 2.4×2.0×1.1 全体の広がり 2.4×2.5×1.1
リンバ節転移 7個切除うち転移なし
ホルモン感受性 有 ER、PgRとも 10%
HER2 無し 0 Ki-67 5%
リンパ管侵襲、静脈侵襲 無し
波及度 乳腺
核、組織の異型度 グレード 1
術前薬物療法の効果 2b

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2019.01.19 清水 0 コメント

ER,PRが10%ということなので、内分泌療法の効果はあまり高くないと思われます。しかし、ゼロではないので内服する価値はあります。副作用を心配されているなら、まず内服してみて副作用があるかどうか見ていただき、副作用がなければ内服続行し、副作用が出るようなら内服しないという選択肢もあると思います。(文責  清水)

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