No.11870 術後治療について

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2016.03.23 Y.O. 0 Comments

お忙しいなか、術後治療についてご相談お願いします。広範囲に非浸潤がんがあり、全摘手術をしました(60歳)。病理結果は、浸潤性乳管癌、浸潤径3×3㎜、ly(-) v(-)、グレード2、センチネルリンパ節1/3(micro)、ER 50%、PgR 5%、HER2 1+、Ki67 5%、StageⅡA ルミナールB。私の強い希望により、抗がん剤+ホルモン療法を受けることにしました。主治医はタキサン系は省略してよいとのことで、FEC療法をうけています。FEC75を4回でと言われていますが、FEC単独だと6回が標準のようですが、4回でも大丈夫なのでしょうか? タキサン系を省略するのなら、しっかり6回受けたほうがよいのでしょうか。アドバイスお願いいたします。

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2019.01.12 清水 0 コメント

3mmの浸潤がん,リンパ節はmicro転移、ER(+)、Ki67=5%という数字を並べてみると、化学療法の効果の大きさ、副作用の強さを考えると、内分泌療法だけでも良いのではないかと勧める先生が多いのではないかと思います。しかし、化学療法の効果がまったくないわけではありませんから、たとえどんな副作用があったとしても、たとえ治療による上乗せ効果が小さかったとしても、少しでも生存率を上げるためには術後に出来る事は全てしたいと考える方もいらっしゃいます。そのように考える方には、私はFEC->Taxanをお勧めしています。さもないと、万が一再発した場合に後悔につながる可能性がありますから。ですから貴女の場合は、可能であればFEC->Taxanを主治医にお願いしてみてはいかがでしょうか。どうしてもTaxanを使わないというならば、FEC4よりはFEC6が良いと思います。(明確なEvidenceがあるわけではありませんが)(文責  清水)

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