No.11937 小さなしこりと今後の治療について

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2016.08.09 K 0 Comments

4年半前に乳がん温存手術をしました。現在49歳です。ステージ1、グレード1、ER70%、PGR70%、HER2 1~2+ fish法で増殖幅なし Ki67 20% しこりの大きさは9mm、センチネルリンパ生検でリンパ転移無しです。放射線治療をし、リュープリン2年。現在はタモキシフェンのみ服用中です。手術の1年半後(約3年前)に脂肪幹細胞の注入の再建をしました。1か月程前にとった胸の部分(胸壁)に小さなしこりを見つけました。今週エコーの予定です。針生検はしなくてよいのかと聞くと、それは大袈裟だと言われました。

1) エコーのみで再発かどうか判断ができるのでしょうか?
2) 針生検は何センチになったらできますか?しこりが小さすぎるとできないのでしょうか?
3) エコーで問題なしとなった場合、経過観察となるのでしょうが、どのような間隔で、どんな検査を行っていくのが一般的なのでしょうか?
4) 再発の場合は、どのような治療になるのでしょうか?

回答よろしくお願いいたします。

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2019.01.12 石川 0 コメント

1) 腫瘤が小さいと難しいですが、ある程度は悪性かどうか判断できると思います。
2) 針生検にもいろいろな針(方法)があります。わたくしは5mm大が目安と考え施行しています。しこりが小さすぎると、吸引法で数個は採取しないと不正確な診断(偽陰性)になることが懸念されます。
3) ふつうは経過観察となります。一般的にはエコーで大きさ、形、硬さの変化を見ていくことになります。
4) 再発の場合は、おそらく腫瘤切除後、化学療法が主となると予想されます。(文責 石川)

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